映像伝送をしてみる(自動検出)
Shunkei VTXは、一般的なローカルエリアネットワーク(LAN)内において、簡単に映像伝送を行うことができるように設計されています。 この章では、そのようなLAN内で映像伝送を行う方法を説明します。
ネットワークの構成
この章で説明するネットワークの構成は以下の通りです。
- 同一LAN内にShunkei VTX送信機・受信機がEthernet接続されている
- Shunkei VTX送信・受信機は、LAN内にそれぞれ1台ずつのみ存在する
- LAN内にDHCPサーバが存在し、Shunkei VTX送信機/受信機はDHCPサーバからIPアドレスを取得する
- Shunkei VTX送信機とShunkei VTX受信機は同一のセグメントに属し、multicastパケットを送受信できる
一般的なルータにはDHCPサーバが搭載されているため、ルータにShunkei VTX送信機・受信機を以下の接続することで、 もっともシンプルにこのようなネットワーク構成実現できます。

映像伝送の手順
Shunkei VTX送信機・受信機が同一のセグメントに属するような構成では、送信機・受信機を電源・ネットワークに接続するだけで映像伝送を行うことができます。
参考:Shunkei VTX送信機・受信機の設定
出荷時の設定では、Shunkei VTX送信機・受信機は以下のように設定されています。
- Shunkei VTX送信機
- IPアドレス: DHCPにより自動的に取得
- 映像送信先: 自動検出 (auto)
- Shunkei VTX受信機
- IPアドレス: DHCPにより自動的に取得
映像送信先が自動検出(auto)に設定されている場合、DNS-SD (Zeroconf)によりShunkei VTX受信機を自動検出します。 そのためには、 Shunkei VTX送信機・受信機が同一のセグメントに属し、multicastパケットを送受信できる必要があります。